日頃より当会の活動にご参加、ご関心を賜り、厚く御礼申し上げます。皆様のご協力のお陰で、毎回実りある会を開催できておりますこと、心より感謝申し上げます。
さて、当会は設立以来、皆様からのご支援、ご関心に支えられて活動を続けております。改めて、当会の活動に心温まるご支援を賜り、重ねて御礼申し上げます。
当会はこれまで、県内外様々な団体様との意見交換や専門家のご助言を賜りながら運営を続けております。運営者は少数ではございますが、多くの当事者の方々が安心・安全に参加しやすい環境づくりを目指し、日々研鑽を重ねております。
まだまだ未熟な団体ではございますが、そのような中で、アダルトチルドレンという、私たちが相互扶助の精神で生きる上で欠かせない自尊感情に関わる重要な課題に必要性を感じてくださったこと、万感胸に迫る思いです。
アダルトチルドレンという概念が日本に入ってきた1980年代後半から90年代にかけて、その定義や影響について様々な議論がなされてきました。それは、「親や家族」の在り方を考えることが、いかにデリケートでタブー視されやすいテーマであるかを物語っていると言えると思います。
私たちは、最も身近な存在(家族や重要他者)から、人生の考え方や人との関わり方を学ぶと考えられています。アダルトチルドレンという言葉は、過去の家族関係からどのような影響を受けてきたのかを理解し直すための、一つのきっかけになるかもしれません。
2025年4月より3年目の活動を迎えるにあたり、当会の現在の考えを支援者の皆様にお伝えさせていただきます。
当会にとって、アダルトチルドレンという言葉は、過去のつらい経験をもって自らを責め続けるためのものではありません。むしろ、そのような経験をしたからこそ、今から少しずつでも良い対人関係や健やかな心の健康を築いていくことができるという、希望を持った新たなアイデンティティを、自らに与えてくれる大切な言葉だと信じています。
これからも、仲間と共に、安心できる温かい空間の中で、それぞれの感情を分かち合い、過去のライフストーリーを丁寧に紡ぎ直すことができる場を提供していきたいと考えています。
頂きましたお金は、以下に大切に使用させていただいております。
1.会議室代
2.HP維持費
3.印刷紙、インク代
4.アダルトチルドレンや依存症に関する本や資料の購入費など
※こちらのページより本の設置の取組みをご覧いただけます。
また、当事者団体の運営ノウハウや心理的安全性に関わる取り組みなど、当会の活動で得た知見のすべてを、静岡県の福祉のために取り組む多くの団体様へ余すことなく還元できるよう、今後も意見交換会や相互理解の機会を作っていきたいと思います。
これからも、静岡県のメンタルヘルスケア分野に貢献できるようひたむきに取り組んで参ります。改めまして、ご支援を頂きありがとうございます。
2025.2.18
これまでのご支援者様一覧
御礼申し上げます。
・静岡県の市民活動団体さま
・個人さま
・OFUSE 経由の支援者さま